2013年03月19日(火)

「私たちは、あなたがお遣わしになった地に行きました。そこにはまことに乳と蜜が流れています。そしてこれがそこのくだものです」民数記13:27 



カナン偵察のために12人の斥候が遣わされた。その時にヨシュアとカレブは、乳と蜜が流れている地、「ぜひとも上って行って、そこを占領しよう。必ずそれができる」と言った。他の10人は「攻め上れない。あの民は私たちより強い。自分たちはいなごのようだ」と言った。不信仰は伝染する。民は大泣きし、エジプトへ帰ろうと言い出した。全く同じものを見て、「必ず出来る」と言う者と「絶対に出来ない」と言う者に分かれる。

私たちはどうだろう。何かにつけて「だめ」「できない」「そんなの絶対無理」との態度だろうか。そこにいるのが楽で心地良いのかも知れない。安穏だと、甘んじてしまっているだろうか。自分が変わるにはエネルギーが要る。ある人は、どうしてもネガティブな思考パタン、価値観が消えず、自分はだめ人間と思っているので、とにかく否定的思考を選択していた。御言葉を読んでも心が苦しくなる。否定的な心で読み取ってしまう事に気づかされた。

愛されている、慈しまれているという言葉は全く受け取れずに、
「〜せよ」「〜ねばならない」という言葉は刺さって来る。責められているようで、心が辛くなる。愛を受け止める心が、養い育てられておらず、主に受け入れられている事が、受け入れられなかった。その事に気づけた事が感謝で、あるがままを主に告げ、自分の根深い価値観が御言葉と替えられるよう祈ることができた。祈りに持って行くなら、必ず答えられる。一つ一つ気づける事が、御霊の働きであり、そこから成長して行ける。
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じっとしているのは楽だ。失敗も悔い改めもせずにすむ。悲観的な考えに慣らされていないだろうか。愛ある神様の最善を信じて積極的に信仰を用いていこう。そして新しい年度に力強く歩を進めたい。