2013年07月19日(金)

「私は再び、日の下を見たが、競走は足の早い人のものではなく・・パンは知恵ある人のものではなく・・愛顧は知識のある人のものではないことがわかった。すべての人が時と機会に出会うからだ」伝道9:11



「すべての人が時と機会に出会う」成功のためには、どうしても必要なものがある。それは「時と機会」だ。どんなに頑張っても必ず成功するとは限らない。時と機会が必要だ。競走は足の早い人が勝つとは限らない。転ぶかも知れないし、その日が体調不調かも知れない。オリンピックのために、何もかもを犠牲にし、調整してきた選手たちが、緊張ゆえのミスであえなく敗退したりする。

努力したから必ず出世するわけではない。横からコネが入り、自分より後の者が昇進する。能力と共に様々な要因がからまるが、そこに「時と機会」が不可欠だ。そして、これを握っておられるのが神だ。すべての事が、寸分違わず神の計画のもとにある。それゆえ、主に従って歩む歩みが祝福の秘訣だ。ルツは神に従い、ナオミと人生を共にする決心をした。

モアブからナオミと共にベツレヘムに戻ったのが、丁度大麦の刈り入れの時だった。糧のために落ち穂拾いを始めた場所が、丁度ボアズの畑だった。又、丁度その時、ボアズがやって来た。ルツが神に従おうと決心した時に、すべて神の計画の中で、神の主権のもとにある「時と機会」に出会い、ボアズと巡り会った。自分の画策や自分の思いでなく、神に従って歩む時に、私達にもピッタリの「時と機会」が備えられている。
----------
主の与えられる時と機会を見極めることは難しく、結果的に今ではなかったと知らされることも多い。早急にことを行いたいと思う時こそ、よく祈っただろうか、御心を尋ねて来ただろうかと確認して行きたい。