2014年05月19日(月)

「あなたがたが神のみこころを行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です」ヘブル10:36


アブラムは、主に「天を見上げよ、星を数えられるなら数えよ」との星を見せられ、「あなたの子孫はこのようになる」との約束を与えられ、信じた。しかし、その約束はなかなか実現しなかった。当時、夫婦に子供が無い場合は、召使いに子供を産ませ、その子を跡継ぎにすることが普通であった。

それで、幾ら待っても子供ができない中、この慣習にならい、サラが夫に提案した。主が産めないようにしておられるのだから、女奴隷によって子供を持つようにと。アブラムは自分の提案でなく、サラの申し出である事から女奴隷ハガルの所へ入った。しかし、重大な事は、この時アブラハムは祈らず、主の御心を求めなかった事だ。自分の思いで動いてしまった。

肉は一見妥当な良い考えに思えるが、必ず問題を引き起こす。妊娠したハガルは、子供のないサラを見下すようになった。そしてハガ
ルはイシマエルを産んだ。イシマエルはアラブ人の先祖となり、現
在のパレスチナ紛争に至っている。アブラハムが肉の判断で、良かれと取った肉の行動は後々まで大トラブルとなった。

アブラハムが100歳の時に、人間の力が完全に絶えた時に、イサク与えられた。今、あなたの状況はどうだろう。神の約束を待てないで、自分で動くなら、イシマエルを産み出してしまう。自分の思い動かず、神の約束を待ち望んでいよう。
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見える所に常に迷わされる。信仰生活いつも御約束を信じるか目にえる状況かと、選択させられる。不安です、迷っていますと長く祈中でも主と共に告げながら、信じる意思を向けていこう。