2015年03月19日(木)

「こうして、彼らは・・彼とイスラエルの人々に言った。『私たちは遠い国からまいりました。ですから、今、私たちと盟約を結んでください』」 ヨシュア9:6            


           
     
ギブオン人が、イスラエルに受け入れて貰うために、計略し、変装
した。古びた格好をし、ボロボロの物を持ち、遠い国から来たと見
せかけた。そして身を低くし盟約を結ぶよう頼んだ。それでヨシュ
アは和を講じた。が、3日後、実は彼らが近くの者で、自分たちの
中に住んでいる事を知った。

だまされたと知ったが、主にかけて誓ったがゆえに、どうにも出来
なかった。その誤った判断の原因は「主の指示をあおがなかった」
とある。祈らないで、判断した事による失敗だった。祈らないで事
を行なうと、悩みを招いてしまう。

ある人は時間が出来たので、習い事を始めた。入学金と前期金を納
めた後に、以前から申し込んでいた仕事が来た。前任者の突然の退
職のためだった。時間的に習い事は不可能になり費用も戻って来な
かった。「ああ、祈らなかった・・」、祈らずにした事と気づかさ
れた。しかし、学べた事に感謝した。今、目の前の問題のために、
祈って主を仰ごう。肉で判断すると間違ってしまう。

あなたも失敗の経験があるだろうか。しかし、その後が大切だ。全
会衆はその事で不平を鳴らしたが、ヨシュアは主にかけて誓った誓
いのゆえに、彼らを生かしておく道を選んだ。失敗の上に失敗を重
ねなかった。刈り取りつつ、主を仰ぎ、主に従う道を選んだ。私た
ちも、そこで悔い改めて、主に従う時、失敗をも益として、導いて
下さる。
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見えるところが不安でも思い煩うが、真っ直ぐに見える道には、祈
らず進んでしまいがちだ。祈らねば失敗し、躓き、行き詰る者であ
ることを知らされ、痛いけれど謙遜にされ主に頼らされる。