2015年04月18日(土)

「若者も疲れ、たゆみ、若い男もつまずき倒れる。しかし、主を待 ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができ る」イザヤ40:31

   

私たちはしばしば疲れ果てる。心弱り、心が折れてしまう。そんな
時、どうすれば意欲と気力を得て、前進出来るのか。自分で頑張っ
て奮い立つのではない。それは、「主を待ち望む」ことだと言われ
る。主を待ち望む者は「新しい力」を得ると。「鷲のように翼をか
って上ることができる」。

待ち望むとは、忍耐が要る。鷲は鳥の王者だ。鷲は大きく、非常に
重量があるため、自力で飛び上がる事ができない。そのためじっと
風の音を聞いている。風の音を聞き分け、風が吹いた時に、崖から
飛び降り、翼を広げて上昇気流をつかみ、空高く舞い上がる。移動
する時も、風の力に乗って舞い上がる。

風の音をじっと聞き、常に機会を待っている。「時」が来た時に、
翼をかって大空高く上ることができる。私たちも、「神の時」を待
つことが大切だ。鷲が、風の音をじっと聞き、風を待つように、私
たちも祈りつつ、主の御声に耳を澄ませていよう。風が必ず吹くよ
うに、時が来ると、神の言葉が臨み、心に平安が与えられ、道が開
かれて行く。導きがわかる。

祈りつつ忍耐して導きを待とう。待つ期間こそが、まさに信仰の成
長の時だ。主を待ち望む事なくして、信仰が成長することはない。
私たちはすぐに答えが欲しい。しかし、信仰は待つ事により熟成さ
れて行く。又、風を察知して、鷲が風に乗るように、導きがわかっ
たなら、すぐに従おう。大きな祝福が備えられている。

・・・・・・・・・・・・・
心がうみ疲れた時に、「新しい力」を得るために、更に気力を振り
しぼり、頑張ることのように思ってしまう。しかし、そうではなく、
「主を待ち望む」ことから来ると。静かに主と交わり、心の内を
ことごとく打ち明け、御声に耳を傾けよう。