2015年05月19日(火)

「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです」Tペテロ5:7



「明日のことについて、思い煩うな、心配無用」とある。これは、
将来について備えたり、考慮してはいけないという事ではない。そ
れは必要で大事だ。しかし、心配や思い煩いは、いっさい必要無い
と。私たちの心配は、「もし〜」から来ていないだろうか。

もし、〜なったら、〜こうなったら、「もし病気になったら」「も
し失業したら」「もし経済的に困窮したら」、幾つもの「もし〜」
で思い煩い、恐れている。しかし、主は「空の鳥を見よ、野の花を
見よ」と。あなたがたの天の父がすべての必要をご存じで、養って
いて下さるのだと。

又、目の前の思い煩いがあるだろうか。仕事の問題や、対人関係の
悩みだ。なぜ、人は思い煩うのだろう。自分の思い込みによる。そ
れも悲観的思い込みだ。明日は、こうなり、将来は、ああなってと
思い込んでしまう。又、仕事や対人関係の悩みを、ネガティブに考
え、ああでもない、こうでもないと、心が分割してしまう。思い煩
いとは心が分裂することだ。分裂状態から、一つに心が定まる事が
必要だ。

それが「神の国とその義とをまず第一に求めよ」だ。主を第一にし、
自分を主に委ねて行く時、あれやこれやの思い煩いから心が守られ
る。神第一にして行く時に、「そうすれば、それに加えて、これら
のものはすべて与えられます」生活の必要はすべて与えられる。
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主が心から飛んだ瞬間から自分の善悪での思考が始まる。ああでも
ない、こうでもないと。その都度、この約束の御言葉に立ちかえろ
う。主が心配してくださっていることを忘れてはいけない。