2016年08月19日(金) 「怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。悪魔に機会を与えないようにしなさい」エペソ4:26
「怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。悪魔に機会を与えないようにしなさい」エペソ4:26
怒り自体が、悪なのではない。感情も、神が与えて下さったものだ。 主も罪を怒られた。神の宮が商売に利用されている事に、ひどく怒 られた。正しい怒りがある。だが、肉なる人間にとって、怒りは非 常にサタンに機会を与えやすい。よく気をつける必要がある。罪に 至る怒りがある。 その怒りを根に持つと、恨みや憎しみへと増幅させて、悪魔に足場 を与えてしまう。復讐心へと発展して行く。肉はやり返したい。報 復したい。そのため「日が暮れるまで怒ったままでいないように」 と。ユダヤでは、日没から日没までが一日なので、怒りを持ったま ま、日を越さないで解決するようにと。 怒りは制御されなければ、荒れ狂う。サタンに幾らでも足場を与え て行く。サタンは、怒りに乗じて働いて来る。思い当たるだろうか。 怒りで感情的になり、心が乱され、売り言葉に買い言葉、取り返し のつかない暴言や行動に出てしまう。相手を傷つけ、自分も傷つき、 人間関係を壊して行く。後でひどく後悔する。サタンだと気づく。 又、義憤と言うが、完全に正しい怒りは、主にしかない。私たちは 全部が見えているわけでなく、肉なる者だ。自我も働いて来る。道 をはずさないために、サタンをわきまえ、へりくだって、まずよく 祈る事が大切だ。又、怒りは我慢したり、抑え込むのでなく、正直 な気持ちを主に告白しよう。そして神に委ねよう。「自分で復讐し てはいけません。神の怒りに任せなさい」と言われる。 ----------- 背後のサタンに煽られコントロール不能になる前に、怒りの感情を 主に差しだそう。祈らずに怒りのままに発する言葉は、必ず後悔と なる。昨日から持ち越している怒りは無いだろうか。