2016年12月19日(月)

「彼は・・その先頭に立って行きます。すると、羊は、彼の声を知っているので、彼について行きます」ヨハネ10:4



私たちは、日々、朝起きてから夜寝るまで、何らかの声を聞いて生
活している。常にまず、何らかの声を聞いて、自分の行動がなされ
ている。それは自分の内からの声だったり、人の声だったり、テレ
ビやラジオ、新聞からの声だったりする。怒り、妬み、憎しみ、泥
酔、ギャンブル・・ストレートな罪の思いやネガティブな思いなら
すぐわかるが、もっともらしい声だったりする。

「人の目にはまっすぐに見える道がある。その道の終わりは死の道
である」。人の目にまっすぐに見えるからややこしい。仕事をする
事は御心であり、良い事だ。又、趣味も人生に楽しみと喜びを与え
てくれる。良い事だ。しかし、いつしかそれらに度を越えてのめり
込んでしまい、神から離れた人々も少なくない。

又、例えば人から攻撃されたり、非難中傷された時、こちらも相手
の非を反撃したくなる。肉の声に聞いてしまうと、それが正当に思
えてしまう。人に聞いても、そう答えるかも知れない。しかし、私
たちが聞くべき声は、神の御声だ。サタンは肉の声を、これでもか
〃と焚きつけて来る。強い影響力があり、神の言葉に立たなければ、
そちらに従ってしまいそうだ。

しかし「盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりす
るため」だ。私たちを反対方向へ進ませ、神から離してしまう。指
摘が当たっていれば悔い改めれば良いし、当たっていなければ聞き
流せば良い。神の御心は敵をも愛することで、祝福を祈ることだ。
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正しいものとそうでないものを見分けるには本物に接していないと
わからない。わからない時はこの声は主からですかと御心を尋ねて
いこう。羊を豊に養うために日々導かれる主の声を聞き分けたい。