2017年03月19日(日) 「わたしは、もはや決して彼らの罪と不法とを思い出すことはな い」ヘブル10:17
「わたしは、もはや決して彼らの罪と不法とを思い出すことはな い」ヘブル10:17
「他人と過去は変えることができない」との有名な言葉があるが、 変えられない過去の失敗を思い、くよくよと暗くなる事があるだろ うか。普段は目の前の事に忙しく、忘れて生活しているが、何かが あると、過去の過失、罪、傷が思い出されるだろうか。フラッシュ バックし、心沈み、重苦しくなり、落ち込む事があるだろうか。 悔い改めたその事は、主の十字架の血潮によって、もうすでに完全 に赦されている。「わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思 い出さない」と言われる。取り返しがつかないと思う失敗、又、ミ スした選択、もしあの時、違う選択をしていたら、この時、違う対 処をしていたら、又、逃してしまったチャンス、あの時・・、この 時・・今、自分の人生は全く違った結果になっていたかもしれない・・ 堂々巡りしては、くよくよと後悔するだろうか。 しかし、もし神が、あなたに違った道を歩ませたければ、その時、 そう出来なかっただろうか。心の奥にとがめや不安がある時、前進 が出来ない。感謝と喜びが奪われてしまう。過去のその所に神を認 めよう。「わたしは、もはや決して彼らの罪と不法とを思い出すこ とはしない」と主は宣言して下さっている。 罪の全き赦しを受け止め、感謝しよう。赦された気がしないと、何 度も何度も同じ事を悔い改める度に、信仰が失せて行く。自分の感 覚と御言葉とどちらを信じているだろう。赦されたことの感謝を献 げて行こう。そして神の摂理と御心を認め、信仰もって受け入れよ う。受け入れた時に、前に向かって進んで行ける。 ・・・・・・・・・・・・ 「彼らの罪を二度と思い出さない」と、悔い改めた罪を完全に赦し て下さる。感情、感覚、感じがどうのでなく、御言葉のほうを選択 し、御言葉に立とう。十字架のゆえに、二度と思い出さないとは、 何という恵みだろう。何と嬉しい事だろう。