2018年09月18日(火) 「なぜ、あなたは憤っているのか。なぜ、顔を伏せているのか。あなたが正しく行なったのであれば、受け入れられる・・」創世記4:6
「なぜ、あなたは憤っているのか。なぜ、顔を伏せているのか。あなたが正しく行なったのであれば、受け入れられる・・」創世記4:6
カインとアベルがそれぞれ献げ物をしたが、カインの献げ物は退け られ、アベルの献げ物は受け入れられた。カインは自分が受け入れ られなかった事で、怒りに震えた。しかし神は正しく行なっていな いと指摘された。そこで悔い改めて、神に教えてもらい、献げ直せ ばよかった。 だが、正しい献げ物をしたアベルによって、自らの罪が明らかにな った事で、カインはアベルに対する妬みと怒りが燃え上がった。そ の結果、カインはアベル殺害に至ってしまった。アベルの行ないは 正しく、自分の行ないは悪かったからだ。義人は迫害を受ける。義 人はそこにいるだけで、他人の罪を明らかにしてしまうからだ。 悪口ざんまいの職場で、一人だけ悪口を言わないクリスチャンは憎 まれる事がある。悪口を言わない事で、周囲の罪をあらわにするか らだ。「世のものであったら、世は自分のもを愛した。しかし世の ものでなく、世から選び出されたので、世はあなたがたを憎む」と。 噂話や悪口に同調しない人を、世は快く思わない。ダビデは、常に 主に信頼し、主の御心を歩んで行った。ダビデが真っ直ぐに主に従 えば従うほど、サウルの不従順と罪があらわになった。サウルは、 ダビデを見る目が疑いと嫉妬に歪み、ダビデを抹殺しようとする。 主に従う人によって、自分の罪があらわになる。だから憎しみが湧 く。時に信仰ゆえの苦しみがあるが、それは義のためである事を覚 えていよう。主は見ておられ、主からの豊かな報いがある。 -------------- 主の御霊を頂いているので私達は世の人とと同調できない。生き辛 さを感じることもあるが、霊の眼は見るべき主を見ていこう。罪を 赦し、救うことのできる主を見よう。