2023年05月19日(金) 「・・しかし、彼らが自分たちの間で自分を量ったり、比較したり しているのは、知恵のないことなのです。」Uコリント10:12
「・・しかし、彼らが自分たちの間で自分を量ったり、比較したり しているのは、知恵のないことなのです。」Uコリント10:12
一人暮らしの女性が、暮れにイルミネーションが輝き、街がクリス マスでにぎわい、外がキラキラし出すと、たまらなく寂しくなると 打ち明けた。ちまたが人々でにぎわい、特に家族連れや、家族団ら んが溢れる年末年始はひどく孤独に感じると。周囲を見ては、主は 不公平だとつぶやき、不平不満が募った。そんな時、ぶどう園の労 務者の学びがあり、気づかされた。 早朝からぶどう園で働いた人は、賃金に満足していた。一日の労を 終えると、きちんと報酬を得て帰宅できるのだ。妻子の喜ぶ顔を思 い、又、賃金の保障があり、安心だったろう。ところが夕刻からの 者も同賃金で、比較した途端、感謝と安心などきれいに吹っ飛ん で、不満と怒りで一杯になった。隣と比較しなければ、自分の報酬 に満足と喜びのままではないだろうか。 その女性は、不満は、自分の心の態度の問題だと気づかされた。 周囲との比較でなく、又、自分の描く思いや、自分の理想との比較 でもなく、ありのままの自分を認め、そこで横ではなく上を見て、 主に従って行くなら、来る日も〃平安で幸せでいる事ができるのだ と。落ち込んでいた自分に、学びを通して、主が教えて下さった。 比較にある時、御霊の気づきが与えられるよう、祈っていよう。す ぐに横を見てしまうので、主と自分の関係の中で歩めるよう祈り求 めよう。視点がいつも主にあるよう、主にとどまっておれるよう に。主の御心を尋ね求めて、自分の分を行なう時、そこに真の喜び と平安がある。 ------------ 自分の理想との比較は逃げられず苦しい。幻を追うように限度がな い。自分のはかりを捨てて主に繋がっていよう。主が与えてくださ った自分の使命を感謝し、喜んで生きていこう。