2023年07月19日(水) 「するとイエスは彼に言われた。『だれでも、手を鋤につけてから、 うしろを見る者は、神の国にふさわしくありません。』」ルカ9:62
「するとイエスは彼に言われた。『だれでも、手を鋤につけてから、 うしろを見る者は、神の国にふさわしくありません。』」ルカ9:62
この箇所に、主に従おうとする人々が出て来る。一人目は「おいで になる所、どこにでもついて行きます」と主に全面的に従うと言っ た。しかし主は、狐には穴、空の鳥には巣があるが、人の子には安 心して住める家は無いと言われた。多くの苦労があり、多大の犠牲 が伴うと。喜びと同時に幾多の苦難もあり、覚悟と決心が必要だと。 中途半端な気持ちなら、こんなはずではなかったと、すぐに止めて しまう。 二人目は、「わたしについて来なさい」との、主からの明確な示し にもかかわらず、父を葬った後にと答え、父親が亡くなった後に従 うと言う。ぐずぐずしていて優柔不断で、従おうとは思うのだが、 結局は従う事の無期延期となる。それなら必ず従わないまま終わっ てしまう。御霊の示しに対し、ぐずぐず延ばしていると、幾らでも 言い訳や弁解が出て来る。そして結局従わずに終わる。 三人目は、「あなたに従います」と、主に従う事を決心していた。 だが、その前に家族に、いとまごいに帰りたいと。前進しようとし つつも、後ろを振り返る。捨てたつもりのものに未練を持ち、後ろ 髪を引かれ、断ち切る事が出来ない。足を引っ張られる。その未練 は、神の国にふさわしくないと言われたが、捨てるものへの執着が 断ち切れない。結局、従えないままに終わる。 主に従おうとする時には、必ずサタンが来る。従わせないように様 々な誘惑、攻撃、かせを持って来る。心の内からも、外側の環境か らも、妨げが来る事を踏まえ、よくよく祈ろう。必ず悪魔の妨害が 来る事に、しっかり心していよう。そして御心への一歩を踏み出そ う。 ・・・・・・・・・・・・ 「つぶやかず、疑わずに行ないなさい」とあるが、御心を行なおう とすると、必ず妨害が来る。サタンがつぶやきを起こしてくる。「 何で自分なのか。都合が悪い」又、疑いが来る。「本当に御心なの か」、妨げて来るサタンに気づけるよう、祈っていよう。