2023年12月18日(月)

「主を待ち望め。その道を守れ。そうすれば、主はあなたを高く上 げて、地を受け継がせてくださる」詩篇37:34


信仰生活で、「時」に関して学ばされる。「天の下では、何事にも
定まった時期があり、すべての営みには時がある」の通り、すべて
の事に「神の時」がある。そして「時を待つ」ことは厳しい試練に
感じる。すぐに結果が欲しくて、なかなか待てない。しかし待つこ
とを通して、信仰が試され、練られ、培われて行く。待つこと無し
には不可能だ。

アブラハムは、子供を授けるとの約束を与えられたが、待ち続ける
事ができず、自分の力で女奴隷によりイシマエルをもうけてしまっ
た。しかしその後に、アブラハムが100歳の時に、とうとう神の約
束は成就した。息子イサクが与えられたのだ。しかしその時は、
「自分のからだは死んだも同然」であり、サラの胎は死んでいた。

だが「それを認めても、信仰は弱らなかった」。反対に信仰がます
ます強くなって、神は必ず約束を成就されると堅く信じた、アブラ
ハムは失敗した後、神を信じ、神を信頼し、神に望みを置いた。神
は、奇跡のみわざをされた。同様に、神を待ち望む時に、私たちを
通して、みわざを成して下さる。

もし、自動販売機にお金を入れると、即、飲み物が出て来るよう
に、即、結果が出て来るなら、私たちは信じる必要が無くなる。信
仰によって歩まない。待つ期間を通して、信仰が試され、神に委ね
ることを学んで行く。そして信仰が鍛えられて行く。神に委ね、信
頼する時、時間は問題で無くなって来る。
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主が最善の時に最善をしてくださる。そう信じ待ち望む者を主は喜
んでくださる。そして支え続けてくださる。主の御心がわからなく
て不安が来るときもあるが、全てを主に告げて、主を待ち望もう。