2024年04月18日(木) 「彼は、不信仰によって神の約束を疑うようなことをせず、反対に、 信仰がますます強くなって、神に栄光を帰し、神には約束されたこ とを成就する力があることを堅く信じました。」ローマ4:20
「彼は、不信仰によって神の約束を疑うようなことをせず、反対に、 信仰がますます強くなって、神に栄光を帰し、神には約束されたこ とを成就する力があることを堅く信じました。」ローマ4:20
アブラハムは75歳の時に、主の示しに従いカランを出て、カナンの 地に移り住んだ。しかし子どもが無く、家の奴隷エリエゼルを相続 人にと考えていた。その時に、主により、あなた自身から生まれ出 る者が、跡継ぎとなると言われ、満天の星を見せられた。そして子 孫はこのようになると告げられ、アブラハムは主を信じた。 主は、それを彼の義と認められた。その後、子どもは尚も生まれ ず、サラの申し出のもと、彼自らの思いと判断により、奴隷ハガル によりイシマエルを得た。86歳だった。が、それは肉による行動で あった。その肉で失敗した後、約束はあるが、状況は何一つ動か ず、何も見えない13年の歳月が流れた。厳しい忍耐の時だった。 それから99歳の時に、主が彼に再び現われ、子を与えると告げられ た。そして100歳になり、とうとう実現した、イサクを得た。アブ ラハムは、常識的には不可能である、厳しい状況の中で、主ご自身 を信じた。全く望みえない時に、望みを抱き信じた。目に見えたな ら信仰は必要ない。見えないものを信じるから、信仰だ。 それは厳しい状況を見るのでなく、約束を下さった主を見続け、御 言葉を信じる信仰だった。アブラハムは信仰の父と言われ、主はそ の「信仰」を喜ばれた。あなたも今、「胎の死んでいることを認め ても」の厳しい状況だろうか。もし信じられないなら、あるがまま を祈ろう。主が取り扱い、信仰を与えて下さるから。 ------------ 厳しい状況に気持ちを取られると、自分の弱さばかりが見えてく る。それも主はご存じだ。その上で備えていてくださる約束を信じ よう。日々の不安は主に祈り、御言葉を信じて従おう。