2025年04月18日(金)

「モーセはガド族とルベン族に答えた。『あなたがたの兄弟たちは 戦いに行くのに、あなたがたは、ここにとどまろうとするのか』」 民数記32:6


ルベン族、ガド族が、非常に多くの家畜を持っていた。そしてヤゼ
ル、ギルアデの地が、家畜用に素晴らしく適していた。そのためモ
ーセに、自分たちはカナンに入らず、ヨルダンのこちら側にいたい
と願った。それに対し、モーセは、どういう事なのか、皆は戦いに
行くのに、あなた方はとどまろうとするのか。なぜ、民の意気をく
じいて、主が約束された地へ渡らせないようにするのか、と。

カデシュバルネヤの時もそうだった。カナン偵察から戻った斥候の
言葉で、ひどい不信仰に陥り、それは民に伝染した。主は怒られ、
ヨシュアとカレブ以外の20歳以上の者は、約束の地に入れないと。
又、同じような事をしようとするのか。家畜を増やされたのも、約
束の地に入り、生活するためだ。

主の御心はカナンなのに、自分たちの都合で、こちら側に定住した
いとは、と。私たちもどうだろう。自分の都合、利得、願望を満た
そうとするだろうか。主のプランが示されているのに、自分のプラ
ンで動くだろうか。根本的に、私たちが救われたのは、自己実現の
ためでなく、主の似姿に変えられ、聖められるためだ。主の御心が
成し遂げられるためだ。

しかし、この世の影響は凄まじく、肉の欲求があるので、方向が違
ってしまう。背後にサタンの攻撃があり、流されてしまう。楽な道
を選び、自分に都合の良い道を選んでしまう。御心の道は、間違い
の無い、後悔の無い祝福の道だ。そちらを選べるよう、御霊の助け
を求めて祈ろう。
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初めの目的を忘れ、危険のない方へ、自分が思う安全な方へを御心
と、舵を切ってしまう。大きく道を外れてしまっていないか、いつ
も主に尋ね、御心の道に立ち返りたい。