2001年02月14日(水)

「イエスは起き上がって、風しかりつけ、湖に「黙れ、静まれ」と言われた」(マルコ4:39)


最も際立った二つの問いかけが、イエスを愛した人々からかけられている。
ガリラヤ湖で激しい嵐に船が沈みそうになった時、弟子達からのものだ。
「私達が溺れて死にそうでも、何とも思われないのですか」。
別の場面では、マリヤがイエスの足元で御言葉を聞き入っている時、ピ
リピリしたマルタが台所から来て言った。
「妹が私だけにおもてなしをさせているのを、何ともお思いにならないのでしょうか」。
どちらの問いもイエスの力を知っているので、介入して、心配事を取り除いて貰いたかった。
無視されているように見えて、「何とも思われないのですか」という言葉になった。
私達が一人だと感じる時、よく叫ぶ。
「主よ、あなたは何とも思われないのですか」。
しかし、イエスは嵐を静め、名前を呼ばれる時、主がずっと深く思いやって下さっている事を悟り、どんな心配事の中でも主により頼みたいと望ようになる。
主は絶えず気遣っていて下さる!