2004年06月18日(金)

「イエスは、苦しみもだえて、いよいよ切に祈られた。汗が血のしずくのように地に落ちた」(ルカ22:44)



 趣味は楽しいが、それが仕事になると大変である事は経験するところだ。それで生活をするとなると厳しく甘いものではない。労働の厳しさはよく知っている。実は祈りとは労働の一面がある。楽な労働など無い。骨が折れ、気力を注ぎ労力を使い果たす。主は祈りが戦いのためのちょっとした準備、気休めのためではなく、戦いそのものだと示された。血の汗を流して苦しまれたのはどこか。本番の前にこんなに苦悶苦闘されるとは、いざ本番になれば大丈夫なのだろうかと思うかもしれない。しかし、主は「時が来ました。さあ行くのです」と御顔をまっすぐに十字架へと向けてたじろがず前進して行かれた。眠っていた弟子達は主を裏切って離れた。祈りの力をここに見る
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信仰を持って絶えず祈ろう。求めることが神様のみこころだ。すべてを明渡し祈る時、信仰もまた増し加わる。