2004年09月17日(金)

「だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます」(マタイ7:8)



人を意識して体裁を意識して祈ってしまう事があるかも知れない。人を意識すると、祈りの言葉が良いか悪いかに心が集中して行き、神への意識から心がそれてしまう。薄っぺらな言葉となり祈りでなくなってしまう。祈りとは心の深みから出た真実な言葉であって、人に印象が良いかなど関係がない。神に答えを期待して人に向かってでなく、当然の事であるが、神に向かって祈るべきだ。祈りの中で、あたかも神がご存知でないかのように、状況を延々と説明する人があるが、その必要はない。祈りはメッセージではない。神はすべてご存知だ。どれだけ真実な祈りができるかは、私達の内側で、どれだけ深く必要を感じているかにかかっている。
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祈りを聞いていてくださる神様を、しっかりと意識して祈ろう。より頼むべき方は神様お一人だ。祈りに答えてくださり私達の必要を満たされる神様に心のすべてをうち明け祈ろう。