2001年04月18日(水)

「あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します」(マタイ6:34)


男性がある山を超えようと、車を走ら
せていた時だった。快適に走っていた
ら、突然、目に見える道路が見えなく
なってしまった。山頂が連なり、高速
道路をさえぎっているように見えたの
だ。どうすればよいのか。とにかく彼
は、進み続けた。ついに、道路が行き
止まりのように見える所まで達した時
急に道が曲がり、前と同様に高速道路
が広がった。そのような曲がり角が何
度もあって、前へ前へと進み続けると
とうとう山脈の反対側へ出て、山越え
が出来た。私達の人生も同様だ。時に
目の前に障害物がぬっと現れる。病気、
事故、経済的損失、失業・・恐れと不
安で一杯になり、立ち止まってしまう。
しかし、信仰によって進み続けるなら、
神は私達の前に新しい道を開いて下さ
る。心配する事の多くは実際には起こ
らない。しかし、問題が起ったとして
も、神がそこにおられ、道を示して下
さる。明日を神に信頼し委ねる事によ
って、愚かな思い煩いを避ける事がで
きる。