2005年09月17日(土)

「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる」(ローマ10:13)

ある男性がギャンブル狂だった。どうして
も止められず、経済的にも破綻して行った。
妻に渡すべき給料にも手をつけ、妻は生
活が出来ず喧嘩が絶えなかった。とうとう
妻は耐え切れず実家に帰った。ますます
心が荒み自分でもどうにも出来ず更に、
のめり込んで行った。心もぼろぼろだった。
若い頃行った教会を思い出し門をくぐった。
惨めで哀れでボロボロの自分を、無力を
認め、心から神に叫んだ。心の底からの
叫びであった。神は彼を救って下さった。
ギャンブルを断つ事が出来た。彼は何の
努力もしなかった。破れた心で神に心から
の叫びを発しただけだった。神は何も求め
ておられない。助けてとの、心からの叫び
だけだ。
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本当に自分の人生で、180度変えられて
奇跡を見たのは、何かした時ではない。何も
できず、何の力も無く、破れ果てた心のどん
底で、「助けて」と叫んだ時だった。心の底か
らの叫びに答えられなかった事が無い。