2001年05月19日(土)

「あなたは善人の道筋をならして平らにされます」(イザヤ26:7)

ある婦人が編み物をしていた。する
と、小さな娘が編み物の様々なカラ
フルな玉に興味を持ち、眺めていた。
やがて、その玉を一つ一つ、部屋の
あちこちに放り投げた。そして、楽し
そうにそれを追いかけ回った。糸が
目茶苦茶にからまった。そこへ、よ
ちよち歩きの下の息子が来た。部屋
の隅の自分のオモチャを見つけ、歩
き出した。母親が「ちょっと待って!」
と止めようとしたが、息子はすでに真
ん中まで来ていて、両足に糸がからま
り身動き出来ず、泣き出した。私達
も彼のように、目標を定めるとまっし
ぐらに突進しようとする。家族や家の
仕事やその目標自体は良いものか
も知れない。しかし、神は目標への道
筋を考えるよう言っておられる。危険
や信仰生活を妨げる障害があるかも
知れない。神の「ちょっと待て」は警告
であり、私達の人生の旅路を守り、助
けてくれるものだ。御声が聞けるよう
速度を落とせ。もつれを通して、正さ
れる