2006年05月18日(木)

「それは、人がパンで生きるのではない、人は主の口から出るすべてのもの



普通、順境の時には、自分
の好きな事に心を向け、神
には心を向けないものだ。
神を最も近く感じるのは、
心があがき叫ぶ苦しみの時
だ。あなたも振り返ればそ
うだろう。慰めを受けるの
は、悲しみに沈む時であり、
必要が満たされるのは困窮
の時だ。癒しを体験するの
は心身に傷を負った時だ。
神は、ご自身の臨在を伴っ
た深い喜びを与えようと、
私達をご自身に近づけよう
と、悩みや苦しみ、困難を
用いられる。その事を知る
時に、困難が来ても喜べる。
神を頭の理解ではなく、真
に知るからだ。逆境の時、
しっかり事態を受け止め、
「なぜ?」でなく「何を?」
「何を教えて下さるのです
か」と祈り求めよう。神は
ご自身に、あなたを近づけ
るために、窮地を起こして
おられる。神はいつも両手
を開いて待っておられるが、
私達の側が神を求めていない。
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パンのみ生きる人が試練の中
でもがいたり逃げたりしてい
るのを見る時、神様を知って
いることに深い感謝が溢れる。
困難の中で必ず慰められ、神
様が愛しているよと言って下
さる声を聞くからだ。