2006年09月17日(日)

「あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない」エステル4:14                        

エステルは王妃となり、危機に黙ってい
れば、命は助かり地位も安泰だ。しかし、
彼女は同胞を救うため、命をかけて王に
民の救いを求めた。エステルを通して学
ぶ事が出来る。捕囚の民として異国で生
まれたのも、王妃になったのも、この時
のためかも知れない。私達も、生い立ち、
成育歴がどんなものでも、今に至るまで
の過程は神の摂理であり、ご計画だ。今、
どのように思い通りでない場所であって
も、困難な現実であっても、今の場所で
神の御心があり、計画がある。今、置か
れた所であなたの使命がある。エステル
は大変難しい状況で、死を覚悟して、自
分自身を全く明け渡した。その明け渡し
たエステルを、神はユダヤ民族の救いの
ために用いられた。危急の事態が起きた
時、方策や解決手段を捜し回る。しかし、
方法ではなく、神が全く明け渡した人を
通して、ご自身のみわざをされる。今の
場であなたの使命がある。今の場所が、
神が遣わされた場所だ。
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今の場所が、神から遣わされた場所と
信仰によって再認識しよう。その時、神の
特別なご計画が見えてくる。今の場で用
いられる。神は必要とされ、私達にとっても
喜びだ。