2007年02月14日(水)

「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり・・」イザヤ55:8




神の思いと人の思いは違うと、
神が言われる。神が言われる
のだから、かなり違っている
という事だ。私達の思いの中
に、無意識ながら、この世で
培われた根深い価値観、肉の
思い、人間的な思いがある。
肉の思いがからみついて、神
の思いをわからなくさせる。
肉の思いとは、敵意、争い、
そねみの類だけでなくて、世
の常識、世の価値観、世の知
識だ。これが一見悪いものに
見えないので、盲点になって
しまう。しかし、信仰を大き
く妨げる。御言葉を拒否する
気はないが、世の価値観で受
け取る。すると「そんな事を
していて、この世でやって行
けない。信仰は信仰、この世
はこの世」と考える。御言葉
受け取る時に、この肉の思い
が入る。実質的には自分の肉
の思いを取り、御言葉を捨て
ているが気づかない。この
「肉の思い」に気づかずにい
ると、なかなか神がわからな
い。霊の事がわからない。
「試練をこの上もない喜びと
思え」と神は言われるが、肉
の目には試練は「悪」としか
見えない。様々な問題が起こ
ると、「もう人生ガタガタだ」
と落ち込む。それは、ガタガ
タでない人生が良い人生、ス
ムーズな人生が善との価値観
があるわけだ。肉の思いに支
配され、縛られていないか、
御霊によって、根深い価値観
を点検して頂こう。
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信仰が自分の知恵や常識と混
ざり合い、いつしか神様に自
分の知恵を通して近づこうと
する。初めて神様を受け入れ
た日のように、神様を神様と
して崇め、御前にへりくだっ
た時のことを忘れずにいたい。