2007年04月18日(水)

「苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。私はそれであなたのおきてを学びました」詩篇119:71



苦しみは辛いけれど、それは、あなた
を確実に神に近づけてくれる。振り返
って見て、あなたが一番神に近かった
時はいつか。試練の時、最も苦しかっ
た時ではないか。心の底から、神を求
めた時であった。もし、その苦しみが
無ければ、どこへ向かっていただろう。
高慢が砕かれ、方向違いを示され、心
奪われていた偶像が示され、様々な
間違いが矯正された。自分の内側が照
らし出され、自分の本音を知り、本当
の姿を知った。神に頼らなければや
って行けない事を学ばされた。苦しみ
を通して、間に合う器に、主が造
り変えて下さる。信仰人生、「どうして
こんな事が」という事態が必ず起こる。
しかし、それは神が意図と目的をもって
導かれた所だ。思いの範囲を越えて、
自らには対応不可能な事態こそが訓練と
なり、だからこそ練られる。神が何を教
え、学ばせて下さるのかを祈ろう。必ず
新たに神を知る。苦しみの中には、宝が隠
されている。今、試みの中にいるだろ
うか。真っ暗なトンネルの中で、終わり
が無いように見える。しかし、必ず抜け
る。通って良かったと言える日が来る。
・・・・・・・・・・・・
トンネルの中は真っ暗だ。でも、耐えられ
ない試練は無いし、逃れの道も用意されて
いる。不運でなく偶然でなく、まず試練を
試練として受け入れる事で、神に焦点が合う。