2007年10月19日(金)

「その人は悪い知らせを恐れず、主に信頼して、その心はゆるがない」112:7



深夜に突然電話が鳴ると、もしや
悪い知らせと、不安になった事が
あるかも知れない。ペリシテにイ
スラエルが打ち負かされた時、神
の箱は奪われ、祭司エリの二人の
息子が死んだ。エリがその知らせ
を受けた時、道ばたの席から仰向
けに落ち、倒れて首を折って死ん
だ。悪い知らせを聞く時に、パニ
ックになり、立ち上がれなくなっ
てしまうのだ。しかし、ヨブは、
全財産を無くし、子供全員が死ぬ
という、悪い知らせを聞いた時に
も、立っておれた。その心が神に
堅く信頼していたからだ。私達も
悪い知らせを受ける時に、心備え
をしておく事は大切だ。まず、独
り子を賜うほどに、愛していて下
さる事を信じよう。神は必ずこの
事態も働かせて、益として下さり、
私達にとって最善の事をして下さ
ると、心に定めていよう。そして、
耐えられない試練は無く、逃れの
道も与えられている事を覚えよう。
状況がどんなに大嵐だとしても、
主に信頼する者を、この世のもの
ではない「主の平安」で心を守っ
て下さる。決して不運なのではな
く、すべての事は、神の支配の中
にあり、神のご計画とプログラム
の中である事を覚えよう。「しっ
かりしなさい。わたしだ。恐れる
ことはない」と言われた主を見て、
今こそ信仰を働かせよう。状況で
なく、状況を支配しておられる主
を仰ぎ見よう。
----------------------
泣きわめかず、わたしに向かって
心から叫べ、と神様は言われる。
逆境の時でも、順境の中にあって
も神様から遠くはなれず、いつも
御そばに近くを歩んでいよう。