2008年02月17日(日)

「そこで、ナアマンは下って行き、神の人の言ったとおりに・・した。すると彼のからだは元どおりになって・・きよくなった」U列王5:14

ナアマンと言えばプライドで有名だが、
らい病を癒してもらうために、エリシ
ャを訪れた。しかし、将軍自ら訪ねて
いるのに、エリシャは会う事もせず、
使いの者に伝言した。ナアマンはプラ
イドを傷つけられた。ましてや、手を
置いて癒すのではなく、ヨルダン川で
七回身を洗えと。それを聞いて、ダマ
スコにもっと良い川があると怒った。
ひどくプライドが傷つけられたからだ。
神はこのナアマンのプライドをご存じ
で、エリシャを通して、砕こうとされ
た。自分はいっぱしと思い、人よりは
かなりましと思い、自分の思いに神を
従わせようとする態度は、ナアマンだ
けだろうか。人間のプライドは、神の
恵みと相容れるところが全く無い。神
はナアマンに、真の救いを、真の癒し
を与えるがために、そのところをあえ
て通された。彼の高いプライドが取り
扱われる必要があった。しもべ達がナ
アマンに進言した。難しい事を言われ
たなら、プライドが保てた。しかし、
余りにも簡単で、又、人々の目にさら
される状況にプライドが許さない。だ
が、とにかく言われる通りしてみたら
いかがなものかと。ナアマンはその忠
言に耳を傾け、プライドを捨てて、従
った。すると完全に癒された。あなた
も今、プライドを捨て、自分の思いを
捨てて、御言葉に従うように、御霊に
促されていないだろうか。
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プライドはやっかいだ。罪を、弱さを
認めさせない。突っ張り、へりくだれ
ない。自分が神だ。自分の思い通りに
やって行く。御霊の示しに従う時、御
霊は助けて下さる。その時、自我が砕
かれて行く。神の愛を知り喜びが満ちる。