2009年03月18日(水)

『「あなたの父と母を敬え」これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです』エペソ6:2

十戒の5番目であり、対人関係の一番最初に来ている。約束が伴い「あなたの神、
主が与えようとしておられる地で、あなたの齢が長くなるためである」。

親は子供に良かれと、子供のためを思い、厳しくしつけをし、叱る。しかし、子
供の側では、親の心がわからず、取り違えて、自分を嫌いだから叱り、自分は愛
されていないから、きつく当たられると思ったりする。

親も親で、子供を思う気持ちと裏腹に、子供を思い通りにしたい、子供のためと
言いつつ、実は自分の思いを通す自我に気づく事は大切だ。そうでないと子供は
歪んでしまう。

子供の側としては、親を敬う事は神の御心だ。神の喜ばれる事であり、「良い」
父と母、「立派な尊敬できる」父と母なら敬えとは言っていない。

「あなたの」父と母だ。時に、暴力を振るう親や、叱ってばかりいる親、口やか
ましい親、過干渉の親がいるかも知れない。もしその親を軽蔑し、見下し、憎む
なら、神との関係にひびが入ってしまうのだ。

神を敬うことができなくなってしまう。「天の父なる神」と「自分の父」が重な
ってしまうのだ。上に立つ権威にも従う事が難しくなる。

親を否定すると、自分を否定する事になり、自己矛盾を起こしてしまう。親を敬
う事は、取りも直さず、あなたの幸せのためだ。

難しければ、そうできるよう、主に祈り求めよう。主は祈りに答えて下さる。

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御言葉は真理であり、それに従う時、必ず自分が祝福を受ける。平安で心が
満ち、喜びが溢れる。結局、神と自分の関係がすべてだ。御心をそれる時、
自分が神と正しい関係に無いので平安が無い。相手の問題でなく自分の問題だ。