2009年08月18日(火)

そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします」ヨハネ8:32



目の前で青いセロファンを通して、景色を見ると青色に見える。赤いセロファンなら赤色に見える。黒いセロファンなら、景色が暗く見える。

私たちは、何かのセロファン、色メガネを通して世界を見ている。自分の偏見や思い込み、独断の色メガネで見ているなら、そのようにしか見えない。ありのままの景色を見ようとするならどうすればよいか。

セロファンを、色メガネをはずす事だ。
風景の問題でなく、自分の心の中の偏見、偏った、間違った見方が問題だ。自分の目が間違っているかも知れない、肉の価値観、自分の偏見かも知れないとの姿勢は大切だ。そうであるなら、気づきへと導かれる。

ある人が対人関係でトラブって、相手が悪いとしか思えなかった。自分は被害者であって、悪くない。しかし、心に喜びと平安が無い。
この場合、あくまでも自分は被害者、自分は正しいと思い込んでいるので、実は、自分も罪を犯している事に全く気づかない。

愛が無いこと、裁いていること、敵対心や高慢、妬みがその陰に潜んでいる。
自分の姿が見えないので、どこまでも相手が悪いにしかならず、神から離れ、迷い出てしまう。自分に当てはまるところがないか、よく探ってみよう。気づきが与えられ、それを祈りにもって行く時、解決に導かれて行く。
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み言葉を読んでいる中で、自分が持っている偏った思いに気づかされる。ネガティブな思いが、前向きな思いに変わり、この世の価値観から引き戻される。主を知り真理を知ることで、新しい者へと変えられて行く。