2012年02月16日(木)

「ここにすわって いても死んでしまう・・もし彼らが私たちを生かしておいてくれるなら、私たちは生きのびられる。もし殺すなら、そのときは死ぬまでのことだ」U列王7:4

飢饉で人々が餓死して行く中、らい病人たちは、このままなら、自分たちも死ぬことがはっきりしている。アラムの陣営に行けば、食糧にありつけるかも知れない。だが、殺されるかも知れない。しかし、ここにいても死ぬだけなのだから、殺されるかも知れないが、行ってみようではないかと言い合った。

そして決心して一歩を踏み出した時、主が働かれたのだ。そこには誰もいなかった。主がアラムの陣営に、戦車の音、馬のいななき、大軍勢の騒ぎを聞かせられたので、敵の攻撃と勘違いし、恐怖に襲われ、何もかもを置き去りにして、命からがら逃げ去っていた。全く何もしないで、溢れる豊かな糧にありつけた。神によって与えられた。

このらい病人たちから、私たちも、信仰によって一歩踏み出すことを教えられる。そして、自分の無力を知る時にこそ、信仰による一歩を踏み出せる。主に信頼して一歩を踏み出してみようではないかと。

自分自身や、自分の生涯を、目の前の事態を、主に明け渡すことは恐れがあるかも知れない。しかし、自分の力で歩みを続けたところで、何の実も無い。信仰による一歩を踏み出してみよう。彼らは溢れる食糧や金銀を、何度も〃も持ち出しても、持ちきれなかったように、そこに、思いを越えた破格の祝福が備えられている。
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このままとどまっていてもしょうがない、、神様を信じて踏み出してみよう・・の声は必ず神様に届き、孤独で無力なようでいて、すでに無限の力によって守らている。天の窓は開かれる。祝福と導きを信じ恐れず踏み出そう。