2012年12月18日(火)

「神はバラムに言われた『あなたは彼らといっしょに行ってはならない。またその民をのろってもいけない。その民は祝福されているからだ』民数記22:12



モアブの王バラクは、イスラエルがエモリ人にした事を見て、又、余りも多数であり、非常な恐れを抱いた。それで、バラムに、イスラエルを呪わせようとした。占いに通じたモアブの長老たちに、バラムに王のことづけを告げさせた。バラムは主が告げられた通りを、告げると答えた。主は、バラムに「共に行くな、呪ってはならない、その民は祝福されている」と言われた。

それを伝えると、彼らはバラク王のもとに帰った。すると、バラク王は、更に位の高い者を大勢遣わし、同じ事を願った。バラムは、主の御心がはっきりしているのに「何か他の事を告げられるか確かめよう」と言った。他に何を確かめる事があろう。問題は、示された御心に従うか、どうかだけだ。しかし、自分の内にすでに答えを持っているなら、その答えが出るまで、問い続けるだろう。

自分の欲望を成し遂げたくて、主の承認が欲しい。バラムが彼らと出かけると、主の怒りが燃え上がり、主の使いが、抜き身の剣を持って、道に立ちふさがった。「あなたの道がわたしとは反対を向いていたからだ」と。私たちはどうだろう。御心がわかっているのに、自分の欲しい答えを求めて、ぐずぐずしているだろうか。目の前に示されている御心に、信仰もって従おう。「示されている」事に従うことが大切だ。そこに豊かな祝福が待っている。
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御心がはっきりと示されている事は感謝で、それに素直に従いたいと思うが、素直に従いきれない強い思いの時もある。その時にすることは、主に従えるよう繰り返し祈ることだけだ。