2013年02月15日(金)

「・・しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい」ルカ22:32


ペテロは主を3回否定し、呪いをかけて誓ってまで否んだ。主を裏切り、取り返しのつかない事をしてしまった、後悔してもしきれない。皆が、主を捨てても、自分だけは大丈夫と豪語した。自信満々のペテロだった。それはサタンの悪意あるふるいだった。主が、サタンの試みを許された結果だった。

逆に見れば、サタンは働くが、主の許しの中でしか働けない。主はご存じだったが、ペテロは自分がいかに弱いかを知らなかった。ペテロの自信は、肉の自信であり自分の力に頼ったものだ。その自信はもろくも砕け散った。主はペテロの何もかもをご存じの上で、ペテロを後の教会指導者に決めておられた。そのためペテロを取り扱われた。

もはや自分の力に頼る事のないように、主はペテロの急所を砕かれた。しかし主はペテロの「信仰がなくならないよう」祈っておられた。サタンは信仰を無くそうとするが、主ご自身が「信仰」を堅く守られる。あなたも取り返しのつかない失敗をしただろうか。ペテロは号泣した。あなたも打ちのめされ、もう立ち上がれないと思ったろうか。

主はあなたを、主の器として用いるために、その所を通された。あなたを砕くためであり、弱点を取り扱われ、間に合う器に造り変えるためであった。サタンは試みるが、尚も主はそれを、信仰を堅くするために用いられる。
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自分の弱さや醜さを思い知る時、それは主からの取り扱いの時だ。もう自分に頼っては一歩も歩めないと知れる。主の執り成しにただ感謝だ。