2002年02月15日(金)

「人はその口にするあらゆるむだな言葉について、さばきの日には言い開きをしなければなりません」(マタイ12:36)


 ある選挙候補者が対立候補者の過去
を知った。重度の鬱病で電気治療を受
けていた事を。それをマスコミに流し
た。相手は悩み、抗議して来た。
しかし、電気線につながれたような者
の言う事に答えるつもりは無いと突っ
ぱねた。数年後、彼は脳腫瘍が発覚、
寝たきりになり、医療機器につながれ
苦しんだ。死の前に、以前の相手候補
者に手紙を書き、赦しをこうた。
自分の言葉がいかに残酷で、傷つける
ものであったかに気づいたからだ。
あなたは辛辣な言葉を浴びせる事は無
いか。特に、自分の子供や、夫、妻、
家族に対してだ。クリスチャンは言葉
の影響力を考える責任がある。
その一つ一つを神が見ておられる。
怒り、憎しみ、嫉妬、敵対心に満ちた
言葉は大きな害をもたらす。
一つ一つに責任を負わなくてはならな
い。神に祈れ。相手を傷つける言葉を
口から出す前に、飲み込め。感情的な
言葉を決して投げつけるな。