2013年07月18日(木)

「娘よ。このことがどうおさまるかわかるまで待っていなさい」ルツ3:18


ルツは神に従い、故郷を離れ、ナオミについて異国の地にやって来た。ナオミは、そんな嫁ルツの今後について、よく祈り考えていた事だろう。ルツに目をかけてくれているボアズは親類だ。立派で、誠実な人柄であり、ボアズこそがルツにふさわしいと考えた。ナオミは、ルツに、買い戻しを願いボアズの足もとに寝るように指示を与えた。ルツは、姑ナオミの言う通りに従った。

ボアズはルツに配慮を持って対応してくれ、更に近い親戚がいるので、その人が権利を放棄するなら、自分が買い戻すと応答した。更に近い親類がいたが、ナオミは必ずボアズがルツを買い戻すこと、それが神のみこころであり、成就することを信じた。だから、この事が、どうおさまるかわかるまで待つようにと、確信を持って言えた。背後に神が働かれることを信じた。それゆえ、成り行きを見守っているようにと。

私たちも、神に示されたことをして、あとは神が成し遂げて下さることを待つような、状況に置かれる事がある。ルツはナオミに言われた事を、「私におっしゃることはみないたします」と従順にその通りに従った。だからこそ、あとは神に全面的に委ねることができた。安息し、待てば良かった。そして、神は環境を支配し、ボアズが買い戻すようにされた。示された事をし、後は、神が働いて下さることを信じて待とう。
-----------
するべきことを果たした後も、あれで良かったのか、こうすれば良かったのかと心は行ったり来りで落ち着かないことがある。御心を確信し行った後は、神を信じて後は静かに御わざを待とう。