2014年02月15日(土)

「だれでも、手を鋤につけてから、うしろを見る者は、神の国にふ さわしくありません」ルカ9:62



主に従おうとする人々が出て来る。一人目は、神に全面的に従いま
す、どこへなりとも行きますと言った。しかし、主は「狐には穴、
空の鳥には巣があるが、人の子には枕する所もない」と言われた。

わたしに従うという事は、厳しい苦労があり、大きな犠牲を伴うと。
喜びと同時に苦しみもあり、それなりの覚悟が必要だと。中途半端
な気持ちで、楽な道だと思っていれば、こんなはずではないと、す
ぐに挫折する。

主は、次の人に「わたしについて来なさい」と言われたが、「まず、
父を葬りたい」との答えだった。主からの明確な示しにかかわらず、
将来父を看取ってからと。これは、従う前にあれこれと言い訳をし、
結局、従う事の無期延期だ。最終的には従わないまま終わる。御霊
の示しに、即、従わず、ぐずぐずと時を延ばすと、結局従わないま
ま終わってしまう。

別の人は「主よ、あなたに従います」と決心していた。だが「その
前に、家の者にいとまごいを」と。これは、前進しようとしながら、
後ろを振り返る人だ。捨てたつもりのものに未練があり、断ち切る
事が出来ない。その未練は「神の国にふさわしくない」と主に言わ
れたが、捨てるものへの執着がどうしても断ち切れない。結局従え
ないまま終わる。

主に従わせないよう、妨げて来る様々な誘惑、かせがある。様々な
方面から、サタンの妨害がある事を踏まえ、従えるように祈ろう。

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人生が主に従えないまま、終わってしまうのは悲しい。自分にとっ
て誘惑になったり、妨げになっている部分はどこだろう。一足一足
助けられて、目の前の一歩に従って行けるように、御霊の助けを祈
ろう。