2014年05月18日(日) 「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくだ さる」詩篇37:5
「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくだ さる」詩篇37:5
人は放っておくと、だいたい悲観的な方に傾いて行くと言われてい る。思い煩いが、絶えず起きて来るだろうか。自分で何とかしよう とすると、あがき、もがき、ますます暗闇に落ち込んでしまう。ふ つふつと湧き上がる不安がどうにもならない。 ある人が悩みでどうにもならず、苦しくてたまらなかった。余りに も苦しいので「主よ、委ねます」と祈るが、気がつくと、再びその 問題を悶々と考えている。又、「委ねます」と祈るが、しばらくす ると、又、どうすればよいのかと考え込んでいる。胃が痛く、胸も 苦しい。 そんな事を悶々と繰り返していて、「委ねます」は口先だけで、自 分は決して委ねていないと知る。とうとう自分は委ねる事が出来な いという事がわかった。そこで、「委ねる事ができません、助けて 下さい」と祈った。「委ねます」の祈りは答えられなかったが、真 に正直なその祈りは答えられた。 主を信じないで、自分で何とかしようとしている不信仰だと気づか された。悔い改めた時に、心に平安が来た。「あなたの道を主にゆ だねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる」の言葉の通りに、 主が成し遂げて下さると、心素直に思えた。不思議だった。 その時、胃の痛みが取れて、すっきりした。胸の苦しさも消えた。 そしてその後、難題の糸口が見えて来た。主が働いて下さったこと に心から感謝した。 ・・・・・・・・・・・・ 頭では、委ねることが大切で、委ねなければならないと、わかるの だが、自我はしっかり握りしめて、放さない。委ねているつもりだ が、思い煩いと重苦しい心は消えない。委ねられないと知る事から 祝福が始まる。そのまま正直に主に祈って行こう。