2014年08月17日(日)

「こうして、この巨大な竜、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ば れて、全世界を惑わす、あの古い蛇・・」黙示禄12:9



悪魔は、神の意志に触れる事が出来ないように、神が創造された人
間の意志をどうこうする事ができない。悪魔は私たちの意志に触れ
る事は出来ない。悪魔ができる事は「思い」を吹き込むことだ。偽
りの思いを吹き込んで、惑わすことができる。そのため悪魔は「惑
わす」者と言われている。

悪魔は意志に触れる事が出来ないので、あらゆる決定の責任は自分
にある事になる。御言葉に従う選択、惑わす悪魔の言う事に従う選
択、それはどちらであれ、自分の意志で決定するので、結果の責任
は自分にある。

思いを吹き込む悪魔の責任ではないかと、思いたくなるが、そうで
はない。悪魔に責任を負わせる事は出来ない。つまり悪魔は惑わし、
誘惑する事はできるが、罪を犯させる事はできない。出来るのは惑
わす事だけだ。

また、神も思いを与えられる。『神は、みこころのままに、あなた
がたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるので
す。』とあるとおり、神は、私たちの内で働いておられる。そして
心に、御心にかなった思い、願望を与えられる。

その場合も、私たちは操り人形ではないので、その与えられた志を
私たちが選択するように導かれる。オートマティックではなく、選
択だ。だから、与えられた御心に、自分が従った事になる。主への
愛を現わせる。

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悪魔は絶えず、私たちを神から離そうとしている。様々な思いを吹
き込む。人へのさばき、妬み、憎しみ、不信感へと誘惑して来る。
又、御心を行なうことを妨げて来る。よく祈っていよう。今、誘惑
が来ているだろうか。御霊は気づかせて下さる。