2015年05月18日(月)

「私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです」エペソ6:12 




悪魔に「機会を与えるな」とある。機会を与えるのは自分自身だ。
悪魔は私たちの心に、足場を得ようと常に狙っている。カインは怒
りにより、悪魔に足場を与えた。悔い改めて、罪を治めるべきであ
った。しかし、カインはそうせずに、アベルを殺害してしまった。
サウル王は妬みにより、悪魔に足場を与えた。

妬みを悔い改め、主に拠り頼み、捨てる事をせず、悪魔に機会を与
え続けた。ダビデは、高慢により人口調査の罪を犯した。勝利に次
ぐ勝利に、高ぶった。人口調査で自らの力を誇ろうとした。神でな
く兵力に頼るよう誘惑された結果だった。部下ヨアブが、神への反
逆だと阻止しようとするが、ダビデは聞かない。その結果、神の怒
りを招き、民に災いをもたらす事になった。

悪魔は、忠実であったダビデにさえ巧妙に働いて、姦淫と殺人の罪
を犯してしまった。私たちは自分の心を見張り、守る必要がある。
又、悪魔は狡猾に「疑い」を引き起こす。「これでも神は愛なのか」
「本当に守ってくれるのか」「必要など与えられるのか」。信仰の
足元が揺れて、ぐらつく。

対人関係に「疑い」を起こし、不信感を植え付ける。サタンの誘惑
だ。赦さない心は悪魔に足場を与える。赦し合おう。今、悪魔の攻
撃に会っていないか。機会を与えてしまっていないか。心を探り、
見張ろう。サタンの策略に気づけるよう祈っていよう。
---------------
日常生活で受けているサタンの誘惑を識別できているだろうか。罪
を犯そうとして罪を犯すより、気づいたら罪の実が熟している。
心を見張るとは、絶えず主と交わりながら生活する事だと思う。