2017年12月18日(月)

「あなたは、自分の子、自分のひとり子さえ惜しまないでわたしにささげた」創世記22:12



イサクは、アブラハムの宝物であった。「あなたの子」とあり、よ
その子ではなく、自分自身の実子、「あなたの愛しているひとり子
イサク」と続く。とても大切な心底愛している子供、ひとり子であ
り後継者だ。神の祝福を受け継ぐ子であり、祝福が全世界に拡がっ
て行くこの上なく大事な約束の息子だ。そのイサクを献げよと。約
束が否定されてしまうのだろうか。

ある日、突然の神の命令だった。そして、これはアブラハムへの試
練だと。アブラハムにとって、どんなに厳しい試練だったろう。信
仰人生、最終章の大きな試みだった。しかし、アブラハムは従った。
神ご自身が全焼のいけにえである羊を備えて下さると信じた。又
「彼は、神には人を死者の中からよみがえらせることもできる、と
考えた」。

もし全焼のいけにえとしてほふったとしても、神はイサクをよみが
えらせて下さると信じた。モリヤの地まで3日かかる。命令を受け
て、翌朝早く出た時から、彼の決心と信仰は変わらなかった。現地
に近づいた時、若い者たちに、そこで待つようにと言った。「私と
子どもとは、礼拝をして戻って来る」と。戻って来ると言った。

アブラハムも人間で、何度も失敗をした。しかし、主に従い続け、
信頼関係が培われて行った。とても自分には出来ない、無理だと思
う。だが自分の力でなく、神のみわざであり、信仰も与えて下さる。
試練通して長させて下さり、練の度に、主との信頼関係が強められ
て行く。
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失敗しても主に従い続けるなかで、必ずそこにある主の助け、失っ
ても更に最善があることを経験で知れる。今与えられている目の前
の問題を、御言葉を信じ主を頼って歩んでいこう。