2019年07月18日(木)

「妬みや敵対心のあるところには、秩序の乱れや、あらゆる邪悪な 行ないがあるからです」ヤコブ3:16


知恵=思いには、「上から来たもの」と「地・肉・悪霊に属するも
の」がある。神からの思いと、生まれつきの肉から湧く思い、悪霊
からの思いがある。心に浮かぶ思いが、神からのものもあるが、全
部が神からの思いではない。気をつける必要がある。特に「苦い妬
みと敵対心」が心にあるなら、それは、生まれつきの古い性質から
出た思いだ。

背後でサタンが、たきつけている。心の内をよく探ってみよう。「
上からの知恵」なら心に喜びがあり、平安がある。そして、妬みや
敵対心、憎しみは、「悪霊に属するもの」だと言っている。それら
は悪霊に足場を与えてしまう。そこから「秩序の乱れや、あらゆる
邪悪な行ないがある」と。

つまり、人々が集まる中に、争いや分裂、邪悪な行ないがある時、
そこには、隠れた「妬みや敵対心」が潜んでいる事になる。自分を
正当化し、自分は悪くないと思いたいが、争いや分裂があるなら、
心の底に苦いものがあると。「苦い妬みと敵対心があるならば、自
分を誇ってはいけません」自分が正しいと思っているなら、必ず自
分を誇ってしまうので。

生まれつきの知恵は、地からのものなので、自分が正しいとしか思
えない。しかしそれは「真理に逆らって偽る」ことになる。心に苦
みがある時、私たちは、正しい判断が出来ない。必ず判断に歪みが
生じる。悔い改めて、捨てて行くことが大切だ。上からの知恵はへ
りくだっていて、そこにはさばきが無い。あわれみに満ちている。
「あわれみは、さばきに向かって勝ち誇る」。

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妬みや敵対心がある時、正しい判断ができないので重大だ。自分で
は正しいつもりだが、必ず歪みかたよっている。それなら御心から
それてしまう。上からの思いは、主の御心をのみ求めるので純真だ。
かたよりがない。悔い改めて、御霊により軌道修正されて歩もう。