2002年10月19日(土)

それなら、もしあなたのうちの光が暗ければ暗さはどんなでしょう」(マタイ6:23)

光が暗いのは、矛盾のように思える。しかし、
例えば太陽の光と、ほの暗い豆電球のよう
なものを連想すればわかる。太陽に比べれ
ば薄暗い豆球は暗いのだ。富を偶像にし、
富に執着している生き方について語られた。
宝のある所に心もあると。それから、からだ
のあかりは目だと語られた。つまり、私達の
関心が天に、神に、霊の事に向いているなら、
光が満ちて明るい。しかし、関心がこの世
の事に向いているなら、その光は暗いと
言われた。富は私達に物質的なものを与え
る事ができるが、私達の一番大切な心の
事、罪の赦し、傷ついた心の癒し、心を
平安で満たす、そのような事は決して出来
ない。暗すぎるのだ。あなたの内の光は
明るいか。あなたの目は神に向き、天を
求めているか。それなら、あなたの全身は
明るい。