2020年10月18日(日)

「『あなたがたは、いつまでどっちつかずでよろめいているのか。 もし、主が神であれば、それに従い、もし、バアルが神であれば、 それに従え』しかし、民は一言も彼に答えなかった」T列王18:21



エリヤはアハブに、カルメル山に、全イスラエルと、450人のバア
ル預言者と400人のアシェラ預言者とを集めるようにと告げた。ア
ハブはその通りに集めた。ここに今、3種類の人々がいた。@まこ
との神に従うエリヤA450人のバアル預言者と400人のアシェラ預言
者B一般のイスラエル人、群衆だった。

エリヤはこのBの人々に向けて叫んだ。「いつまでどっちつかずに
よろめいているのか。もし、主が神であれば、それに従い、もし、
バアルが神であれば、それに従え」と。心に定まりが無く、その場
〃で、カメレオンようにころころ変わり、自分に都合の良い方に従
う。

イスラエルは、元々神の選びの民として、先祖アブラハム、イサク、
ヤコブの神であるヤーウェを知っていた。だが同時に、皆がアハブ
に従い、バアルやアシェラへの偶像礼拝も現実に行なっていた。そ
こで状況により都合の良いように態度を変えた。「冷たくも、熱く
もない。むしろ、冷たいか、熱いかであって欲しい。なまぬるく、
口からあなたを吐き出そう」との人々だった。

主を拝み、バアルも拝む、このどっちつかずにより、イスラエルに
偶像礼拝が大きくはびこってしまい、国家を堕落させ、滅びへと向
かわせてしまった。主に従うのでなく、肉は自分の欲、体面、都合
と、主ではなく自分中心に向かう。まず、どっちつかずである事を
認め、助けを求める時、主は従う者へと変えて下さる。主の愛を知
り、主ご自身を知る幸せは何にも代えられない。

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弱い者ですと、主のもとにありのまま行こう。主は、正直な心を愛
して受け止めて下さる。助けて下さいと祈って行こう。自分が強く、
砕かれなければ従って行けない。主は取り扱って下さり、一歩一
歩成長へと導いて下さる。