2021年07月18日(日)

「ダビデがサウルと語り終えたとき、ヨナタンの心はダビデの心に 結びついた。ヨナタンは、自分と同じほどにダビデを愛した」Tサ ムエル18:1



サウル王は、ダビデが連戦連勝で、女たちが笑いながら「サウルは
千を打ち、ダビデは万」と歌った事で、ダビデへの嫉妬、被害妄想
は、ダビデへの殺意となった。サウルは、息子ヨナタンと家来全員
にダビデ殺害を宣言した。それを聞いたヨナタンは、ダビデを何と
か助けようとする。

「自分と同じほどにダビデを愛した」と、ダビデがゴリアテとの戦
いに勝利した時に、ヨナタンは、単に好意でなく、信仰によりダビ
デの心と結びついた。二人の友情は、主を中心としたものであった。
サウルの殺害予告を知らせ、身を隠すように告げた。ヨナタンは、
愛する実父と愛する親友のはざまで、どんなに苦しかった事だろう。

しかし父親である王に直言した。ダビデはサウルに益となる事、良
い事しかしていない。彼に対して罪を犯さないで下さいと。どんな
に勇気が要っただろう。だがヨナタンは、その事が言える立場にい
た。そしてヨナタンは、ダビデの事をよく知り、良き理解者である
ゆえに、サウルにとりなした。

主の喜ばれることに従い、自分のいる場で、自分に出来る事をした。
逃亡の日々、死と隣り合わせであったダビデには、どんなにヨナタ
ンは力となり、慰めであったろう。主からの助けであり備えであっ
た。私たちも、ヨナタンから様々学ばせられる。又、自分が置かれ
た場で、自分にしか出来ない事が、主から与えられている。

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ヨナタンは、彼にしか出来ないことで、従った。自分の立場で、他
の人ではなく、自分にしか出来ない事を、主は備えられている。何
だろう。導きを悟れるよう祈ろう。そして、御心を示されたなら、
従えるように祈ろう。従うことは、主を愛することだ。