2021年11月17日(水)

「私はあなたに感謝のいけにえをささげ、主の御名を呼び求めます」 詩篇116:17



私たちはよく思い煩うだろうか。目の前の事態を思い煩い、将来の
事も、過ぎ去った事も思い煩う。思い煩ったところで、どうにも出
来ない過去の事をくよくよと、ああすれば、こうすればと悔やみ、
思い煩う。心配しても仕方がない先の事を、心配し、不安で不安で
たまらない。この思い煩いをどうすればよいのか。

@環境・状況を変えるA相手を変えるB自分を変える。このどれか
しかない。状況は変わらないし、人を変える事など不可能だ、しか
し自分を変える事ならできる。どのように自分を変えるのか。主は
恵みを数えよと言われる。そしてすべての事について感謝せよと。
今までの恵みを思い起こす事は良いことだ。思い煩いにさいなまれ
そうになった時、主の恵みを思い出そう。

主の恵みを思い出して、数えること。主に感謝すること、それを続
ける時、自分が変えられる。なぜなら、感謝しようと意志を向けた
途端、視点が変わる。目の前の状況と自分を見ていた目が、主に向
けられるからだ。そもそもの問題が、主が飛んで、主から目が離れ
て、状況に飲み込まれていることだ。主から離れるなら、落ち込む
ばかりだ。まず主を仰ぐ時、心が変えられて行く。

心が落ちついて行くから不思議だ。そして、どこが感謝なのかと、
感謝する気分になど到底なれない時こそ、感謝のいけにえを献げよ
う。それは主が非常に喜ばれるいけにえだ。それは信仰であり、主
を愛する事を表明して行く事になる。心が沈む時、意志によって感
謝を献げてみよう。心が変えられて行く。
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朝から思い煩いは来て、あっという間に心配事に引き込まれてし
まう。主の恵みを数えよう。朝毎に感謝を献げよう。感謝は力だ。
主に望みを置く者を主はいつも顧みてくださる。