2021年12月18日(土) 「ダビデが主に伺って言った『あの略奪隊を追うべきでしょう か』・・するとお答えになった『追え。必ず追いつくことができる。 必ず救い出すことができる』」Tサムエル30:8
「ダビデが主に伺って言った『あの略奪隊を追うべきでしょう か』・・するとお答えになった『追え。必ず追いつくことができる。 必ず救い出すことができる』」Tサムエル30:8
前回はダビデが祈らずに、自分の思いで動いた結果、失敗した。そ の後、ダビデたちが留守宅に戻ると、なんとアマレクに襲撃され、 火で焼き払われ女子供は皆連れ去られていた。ダビデも妻たちや財 産も奪われ、すべてを失った。皆は大号泣し、泣き明かした。民は、 この悶々、不満をダビデにぶつけた。だがダビデはこの窮地により、 主に立ち返った。 前は自分の考え、肉の思いに従ったが、今は「主によって奮い立っ た」。そして「主に伺って言った」。どうすべきかを主に問うた。 略奪隊を追うべきか、追いつけるのか。すると主は「追え。追いつ ける。救い出せる」と。600人と共に追いかけた。200人は疲れてし まい、400人で追跡した。 すると途上でアマレクの捕虜で、エジプト人の逃亡奴隷に出会う。 主の関与だ。彼を助けたところ、アマレクのもとに案内してくれた。 アマレクは、溢れる略奪物で飲み食いし騒いでいた。ダビデたちは 24時間彼らを打ち、妻子も略奪物も全部取り戻した。何一つ失わな かった。 主に祈り、従った結果だった。戻った時、よこしまな者たちが、戦 っていない者にはやれないと。ダビデは主が賜った物で主の恵みだ からと、同じく分けた。周囲の町々にまで贈った。突如の事態に際 し、自分の思いで動くのと、祈って行動するのでは、天地の差が生 じる。まず主に向き、祈ろう。 ・・・・・・・・・・・・・ 主に頼らないで、自分で動くと失敗する。祈らないで物事をすると 失敗する。主を仰ぎ、主と一つに歩む事を学ばせられる。そこに御 霊の喜びがあり、結果を主に委ねる事ができて、平安がある。祈り により主との関係が培われて行く。