2022年01月18日(火)

「神よ。私を探り、私の心を知ってください・・私のうちに傷のつ いた道があるか、ないかを見て、私をとこしえの道に導いてくださ い」詩篇139:23



ある人が会社員として主に仕えていた。ある時上司から「君の昇進
を強く推したが、残念だった」との言葉を聞いた。それが、ひどく
心が動揺したのだった。自分は主のために生きたいと願い、出世な
ど全く関心外と思っていた。しかしいざその場になると、実は自分
の内に強い野心がある事を知った。

そんなはずはないと愕然とした。御前に行き、その思いを主に語り
祈っていた。その時に、何も無い時は、そんな欲など無いつもりだ
ったが、本音では出世を求め、同僚よりも先んじたい、上に立ちた
い、地位、名誉を欲している自分を知った。それらをことごとく主
に告げて、今一度自分自身を献げる事ができた。

その時に、主からの深い平安が臨んだ。それは何にも代えられない
平安だった。自分は今の場で、主を第一に生きて行きたいと、改め
て思った。するとその後、突然昇進の辞令を受けた。すべてご存じ
の主が、心の奥を照らし、動機を聖めて下さったと感じた。

ある妻は、夫から職を辞し、神学校への志を打ち明けられた。普段
は主を第一にがモットーで、必要はすべて満たされると信じていた
し、いつも周囲にも言っていた。しかし全身に衝撃が走り、生活は
?子供たちの教育費は?食べて行けるのか?大きな不安と恐怖に襲
われた。心が沈み真っ暗になった。

何も無い時の、順境での信仰でしか無いのだと思い知らされた。だ
がこの事により、初めて真に主に拠りすがるという経験に導かれ
た。
御霊の喜びと満たしへと進ませて下さった。
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祈っているのに全く違うことを平気でしてしまい、建て前で祈って
いた事に気づかされる。本音の自分を主に知らされ感謝だ。祈りの
課題が見えてくる。主よ私を探り・・の祈りを祈っていこう。