2022年12月18日(日)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくだ さる」詩篇37:5



信仰生活において思い煩ってしまうだろうか。多くの人が思い煩い
に悩まされる。その思い煩いを、自分で何とかしようとし、もがく
ほど、ますます泥沼に落ち込む。取り除こうとするが、どうにもな
らない事を経験する。それが又、自分の一番の弱点に来る。目の前
の事、少し先の事、更に遠い先の事にまで及び、恐れと不安に襲わ
れ、飲み込まれてしまう。

それはどんどん膨らみ、モンスターとなる。主は、私たちがこの思
い煩いに悩まされる事をご存じで、そのため「思い煩いをいっさい
主に委ねよ」との解決策を下さっている。ある人が、人一倍心配症
で、何かと気に病んでしまう性格だった。

そんな中、大きな問題が起きた。主に委ねよと教えられていて、主
に委ねますと祈り、委ねた。心穏やかになり、ほっと安堵した。だ
がしばらくすると、どっと恐れと不安に襲われる。又、委ねますと
祈る。すると安心が来る。しかし又〜、何度も同じ繰り返しだった。
その中で、自分は、委ねている「つもり」であって、自分では委ね
る事が出来ないのだと知らされた。自分が、自我が握り締めていて
放さない。

「どうにも出来ません」と認め、祈った。そしてどうにもならない
ギブアップの、無力のどん底で、主が委ねさせて下さった。その時、
初めて平安を経験した。主が、必ずその事態を良くして下さるとの
信仰が与えられ、思い煩いが消えた。委ねられないなら、そのまま
主のもとへ行こう。ありのままを告げて祈って行こう。主がそのよ
うに成し遂げて下さる。

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自分では、委ねられない事をわからせて下さる。悶々を通るが、そ
の中で気づきが与えられる。委ねるとは、自分の思い通りにならな
くてもOKという事だが、自分の願い通りに事が進んで欲しい。思い
通りになるようにと委ねていたりして、気づきが感謝だ。