2023年08月18日(金) 「夕暮れには涙が宿っても朝明けには喜びの叫びがある。」 詩篇30:5
「夕暮れには涙が宿っても朝明けには喜びの叫びがある。」 詩篇30:5
人は皆、人生で暗い夜を経験する。それは厳しい時だ。苦しい思い をし、辛くて涙が溢れて来る。病気やけが、経済的苦境、難しい対 人関係、倒産、離別・・又、自分の手痛い失敗だったりする。まさに 「夕暮れに涙が宿」る。だが、明けない夜は無いように、ずっと夜 のままでは無い。決して涙のままでは終わらない。 どんなに苦しく辛い夜も、必ず明けて、朝が来る。「朝明けには喜 びの叫びがある」、私たちには、どんな時にも希望がある。何と慰 めだろう。試練には必ず主の定められた期間がある。それ以上では 決して無い。しかし試練のまっただ中では、真っ暗闇のトンネル が、永遠に続くように思える。 そのようにしか見えなくなり、そのため絶望感に陥る。しかし試練 には必ず終わりがある。暗闇のトンネルは必ず出る。夜の後に朝は 来る。悲しみの後に必ず喜びが来る。逆に、人間は成功が続く時こ そが危ない。成功の中で、自らを律っする事の出来る人はまれだ。 有頂天になってしまい油断する。 順境で、主を求めなくなる人も少なくない。神無しで十分幸せにな れると思い、必要が無くなる。人が欲しいのは平穏無事だが、それ で神から離れるならどうだろう。主が送られる試練は、必ず益とさ れる。試練の時は、真っ暗闇に思えるが、主のよみがえりを覚えよ う。 十字架で弟子達はつまづき、絶望した。万事休すだ。しかし主はよ みがえられた。必ず夜は明ける。今の苦しみは喜びに変わる。だか らこそ、すべての事に感謝できる。 ------------- 深い霧に閉じ込められていても主はいつも変わらず共にいてくださ っている。目の前の闇の怖さを祈りつつ、主に導かれトンネルを通 過する朝を待ち望もう。