2025年09月18日(木) 「ですから、あなたがたが不正の富に忠実でなかったら、だれが あなたがたがに、まことの富を任せるでしょう」ルカ16:11
「ですから、あなたがたが不正の富に忠実でなかったら、だれが あなたがたがに、まことの富を任せるでしょう」ルカ16:11
主人の財産管理人が、乱費が発覚、解雇を言い渡され、会計報告 を出せと。その時に、彼は債務者の借金を次々と減額した。そう すれば彼らが、解雇時に有利に計らってくれると踏んだのだ。主 人は、彼の乱費をほめたのでなく、抜け目のなさをほめた。主は このように「不正の富」で自分のために友を作れと言われた。 ここで「不正の富」というのは、「正・不正」の悪事で得た富の 事でなく、永遠に対する「この世の富」との意味だ。「不正」= 「この世」の意味であり、この世の富を忠実に、主の御心通りに 使い、天に宝を積めと。この世にいる間に、世の富で天に宝を積 む事ができる。それは今しかできない。賢く使えと。天に帰った 時に大きな報いを得る。 主から任されたこの世の富を、御霊の導のもと、御心に従って、 賢く用いるようにとの教えだ。会計報告を出すのは、所有者でな く管理人で、所有者なら自分の物であるので出す必要はない。管 理人は主人に報告の義務がある。私たちもこの世の富は管理であ って、所有ではない。主から任された富を御心を問いつつ、使う 責任がある。 突如、想定外のお金が入った時どうだろう。嬉しくて、あれこれ 使うだろうか。そこで祈れたら大丈夫だと言われる。「主が与え て下さいました。どう使いましょうか」と。富は容易に偶像にな る。まず主に祈って、主と共に用いて行く時に、この世の富に忠 実であり、「まことの富」天で豊かな報いを受けることになる。 -------------- この世だけを考えている人でさえ、真剣に富を管理している。 まして天に富を築ける私たちは、どれ程、真剣に管理しているだ ろう。与えられたものに感謝し、御心にそって用いていきたい。