2001年02月13日(火)

『イエスは彼が伏せっているのを見・・彼に言われた「よくなりたいか」』(ヨハネ5:6)

デビッド・ジェラーンターは、爆弾犯と
して知られる男から送られて来た爆弾
物を仕掛けられた包みを開けた時、
治る事のない傷を受けた。しかし、彼
は自分を無力な犠牲者とみなしたり、
自己憐憫にふける事を拒否した。
彼はこう言っている。「人に対して、
あなたは何かの犠牲者になったのだ
と慰めるなら、その人の心をかえっ
て重くする事になる。自分を人生の
犠牲者と見る傾向が世間では強い。
不幸のせいで、自分が憧れていた人物
になる機会や意志を奪われたと感じや
すい。不幸のせいで、自分の人生が狂
ったと思う。罪の世界に住んでいるの
で不公平をこうむる。
多くの事は私達の力ではどうにもなら
ない。私達を無力にさせるような状況
に対して、どうする事を神は望んでお
られるのか。「よくなりたいか」と
いう主の御声に耳を傾けよ。主の力に
より頼み、あなたが変える事の出来る
事に対して行動せよ。犠牲者でいる
必要はない。なぜならキリストは勝
利者だから。